シンプルスケッチのイラストレーターとしてイベントやプロモーションで外に出ることが増えました。とくにLAMYは公認のイラストレーターで会社とも仲良しなので、お手伝いにいくとも。
デモンストレーションでは万年筆で絵を描く事が多く、イベントの会場で机にスタメンのペンが入ったペンケースを置いておくと、道具についてたくさん質問を受けます。
今日は、私の外用(イベント用)のスタメンペンをご紹介します。
私は絵を描く以外の仕事でメーカーの中で製品開発のお手伝いをしているので、道具を作る側の気持ちや、メーカーは製品を開発するとき、オフィシャルでかなりテストをしていることを知っているので、文具はメーカー推奨を信頼しています。
特別な道具ではなく「文房具屋さんで買えば揃う道具を使う」を大事にして描いているので、人前のイベントで使う筆記具は、デフォルトのまま使うようにしています。
なるべく自分で文具屋さんへ行って買っています。型番が決まっているものはAmazonやアスクルでまとめ買いすることもあります。
私の筆記具は万年筆が主役なので、衝撃に弱いという弱点があります。自宅だとペン立てやストッカーにメンテンスして保管できますが、イベントは持ち歩くのでこの衝撃は最小限にしたいなと思っています。
ベースで使っているペンケースは大好きなバットマンのもので、プラスチックで出来ています。軽くて堅いので、中のペンの収まりがいいという理由で選びました。
なるべく仕事の文具は黒で揃えているのでバットマンはちょうどいいです。
中身はこんな感じで上にインクのストックを入れたら縦にペンをいれています。長めの筆ペンまでピッタリ入るのでスッキリ。キッチリ入るのでガチャガチャしません。ちなみにマチのある鞄を使っているので横に寝かせたまま収納しています。
ケースを立てて持つ場合は万年筆の方向を上下を揃えています。この写真は平おきで持ち歩いていた日なので上下逆になっています。
ケースの内側に衝撃吸収材を貼り付けています。ペンがピッチリ納まっていますが、これでさらに衝撃を吸収できるので安心です。ホームセンターに売っていました。
外仕事でのスタメンは7本。それに万年筆のインクカートリッジのストックが1本です。これらがあればデモで絵を描く事ができます。
たまにカラーのオーダーがあるので、その時はこれとは別にカラーの道具を持ちます。カラーは場所やテーマで道具かかなり変わるので今回は割愛します。基本はモノクロの絵を描きます。
8本の詳細です
① LAMY safari インク ブラック
インクが切れた時のストック
② LAMY safari FE
細い絵を描くとき用(Mの絵に書き込みをするのにも使う)
③ LAMY safari M
外でデモをする時は見やすいので中字を使用
④ uni PROCKEY ブラック
書籍にサインをする時に使うペン
⑤ Pentel Sign Pen ブラック
万年筆で描いた絵の黒い箇所を塗り潰す用ペン
自分が使うのではなく、筆ペンが慣れていないお客様にオススメするために持ち歩いている
筆ペンより塗りつぶしが簡単
⑥ ぺんてる 筆文字ペン 太字/細字
万年筆で描いた絵の黒い箇所を塗り潰す用ペン
兎村が絵を描くときは塗りつぶしは筆ペンのみ
⑦ uni-ball Signo 太字 ホワイト
塗りつぶした黒い絵にホワイトでアクセントを入れたい時に使う
はっきりした境界線などに使う
⑧ Juice up 04 ホワイト
塗りつぶした黒い絵にホワイトでアクセントを入れたい時に使う
細かいステッチや光を入れる時用
白いペンは塗りつぶしを良く乾かしてから使っています。
デモで描いている絵はこんな感じです。デモではなるべく短時間に色々なデザインの絵を仕上げたいので1点5〜10分くらいで描くようにしています。1時間デモをするとお客さまとおしゃべりしながら4〜5点は仕上げられるかなと思います。
ペンの使い分けはこんな感じです。デモで私が実際に使うのはこの3本です。
伊東屋 渋谷店 @Itoya_Shibuya さまでデモをしたときの様子。すごく小さなオマケですが、万年筆の色とネイルの色を揃えていたりします。最近はLAMY safariはオールブラックを使っているのでネイルも黒系。
【フォロワー1000人突破!!】
おかげさまでたくさんの方に
フォローして頂きましてついに1000人越えることが出来ました💕
兎村さんもお祝いしてくれました😭
皆さまありがとうございます!
これからも伊東屋渋谷店ツイッターを
よろしくお願いします🎉#伊東屋#渋谷店渋谷店一同 pic.twitter.com/xl2HWjOjaV
— 伊東屋 渋谷店 (@Itoya_Shibuya) 2018年6月15日