シンプルスケッチ、はじめました。

万年筆ってお手入れするとずっと使える筆記具

万年筆で絵を描いていると、色々な方に「私も描いてみたいんです」と質問を受けます。

ここのところ、万年筆が流行っているようで、お店の方やメーカーの方から「売れてるんですよ」と伺います。

 

万年筆はペン先から直接インクが出てくる面白い筆記具です。

歴史も古く、たいへんアナログな道具です。

修理をしながら、正しくメンテナンスをするとずっと使えるシンプルな構造です。

私も暇があればメンテナンスをしたり、インクを入れ替えたりしています。

 

細いペン先、太いペン先、インクの色の違い。

どれも個性があり、数十本の万年筆を持っていますが、かすかな書き味の違いが心地よく、自分のお気に入りに出会ったときの喜びはひとしお。

 

 

プールでスイスイ泳いでいるような描き心地

万年筆は筆記具として生まれた文具です。

文字を書くために生まれたので、絵が描きやすい道具かと聞かれたら「ちょっと癖があります」と答えています。

 

他の画材にはない繊細な筆圧の感覚がとても心地よい道具です。

なんだかプールの中を自由に泳いでいるような感じがします。

なめらかでスイスイした描き心地に、人間の個性がそのまま出ます。

 

万年筆で絵を描きながら、メーカーの方や文具店の方とお話して知識が増える中で、もっと万年筆で絵を描く楽しさをたくさんの人に伝えることはできないかなと思うようなりました。

万年筆で絵を描くのが仕事になり、万年筆が私を素敵な未来へ連れてきてくれました。

 

この幸せであったかい気持ちを自分だけの物にしているのはもったいないなぁと。

そこでの万年筆で絵を描く知識や技術を分かりやすくご紹介していけないかなと思い、今に至ります。

 

 

万年筆で絵を描く方法を伝えていたい

万年筆で絵の描き方に正解はありませんが、私が何年も描いてきた経験の中で「これはよかったな」「こうすると描きやすかったな」「この道具、好きだな」というものを紹介していきます。

 

万年筆で絵を描いてみたいと言う気持ちを、少しでも叶えることができたら嬉しいです。

WEBを更新していく他に、「シンプルスケッチワークショップ」を開催したり、イベントにも出演していき、万年筆の楽しさを伝えていけたらなと思っています。

 

 

シンプルスケッチをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

写真:キムラブンペイ

by
1980年東京生まれ、北海道育ち。高校在学中にプロのイラストレーターとして活動を開始。 暮らしのシンプルな絵を得意とする。ドイツの万年筆LAMYsafariで描く「LAMY Sketch」が人気。